コンテスト

フィットモデルのIFBBルール(1)

こんにちわ!

エニタイムフィットネス東銀座・巣鴨・芝浦、オレンジジム六本木、出張など、東京都内で活動する女性パーソナルトレーナー羽鳥 茉利絵です。

JBBFビキニフィットネス、フィットモデルのポージングレッスンも承っております。

 

 

今年2020年から、JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の大会カテゴリにフィットモデル部門ができるそうです。

IFBB(国際ボディビル・フィットネス連盟)には2015年からあるカテゴリで、ビキニフィットネスよりもマッスル感がなく、衣装も異なるカテゴリです。

 

筋肉筋肉していなくて最も一般的にウケやすく、初めての人が挑戦しやすいカテゴリなのではないでしょうか。

 

 

JBBFのホームページで大会情報を見ると、8/15に品川で第1回日本女子フィットモデルオープン大会と掲載がありました。詳細はまだですが、春頃の競技説明会でこの新カテゴリについても説明があるかもですね。

2019年の大阪スポルテックのJBBF主催大会でフィットモデル部門のテスト版?みたいなものを行なっていて、そこではIFBBのフィットモデルとは全く違う衣装や雰囲気で、Tシャツとショートパンツ着用でスポーティなイメージでした。

 

 

IFBBのホームページに掲載されている競技ルールを見てみましょう。

以下はIFBB(国際ボディビル・フィットネス連盟)のルールなので、今年のJBBFではどんなルールになるのかは私の方ではわかりませんが、方向性は世界に向いていると思うので参考になるかと思います。

 

 

IFBBの競技ルールのページより、画像付き、フィットモデル部門の衣装規定

 

ざっくりな訳

 

 

フィットモデル部門の定義:

 

女子フィットモデルは、マッスルすぎずリーンすぎない体つきであることを目指すカテゴリです。全体像は、シェイプされてて、バランスが良くて、プロポーションが良くて、シンメトリーな体。

肌の状態、艶、髪と顔の美しさ、自信と優雅さを持って自分自身を表現できるかが審査されます。

 

 

他のカテゴリに比べたら痩せ具合はほどほどそうに見えますが、ウエストががっつり細くなるくらいには痩せてないとだめそうな気が。

 

 

 

身長でクラス分け

  • クラスA: 163cm以下級
  • クラスB: 168 cm以下級
  • クラスC: 168 cm超級

 

年齢分けは書いてないので無いですね。

 

 

 

スイムスーツ(水着)審査の衣装:

  • タイトなワンピース水着
  • 色、布、質感、デコレーション、スタイルは選手が選んで良い
  • 水着の布地が、大臀筋の面積を1/2、背中は半分までカバーしていること

 

大臀筋1/2?

ビキニフィットネスの1/3も同じですが、実際のところ守られているんでしょうか。笑

現地で見たわけでは無いのでわかりませんが、写真や動画ではそんな感想です。

 

 

 

  • 水着の前
  • 水着の横

 

水着の前面は、NG写真の赤い矢印がウエストあたりを指していて、ハイレグの引っかかる場所が高すぎてはダメで、

骨盤の腸骨稜のすぐ上はOKで、ウエストまで高くなってしまうとNGということかと思います。

このハイレグの高さは脚の長さの見え方、スタイルの良し悪しに関わってくるので大切ですね。

水着の横面についても同じことを指しているのかなと思います。

 

 

 

 

  • 水着の背面

 

お尻の布面積は、大臀筋の半分の面積をカバーしていること、ですね。

 

 

 

イブニングガウン(ドレス)審査の衣装

  • 床まである長さのもの
  • 背中は半分までカバーされているもの
  • 洗練されているかについても評価されます
  • ドレスは選手自身のチョイスでOK
  • ドレスのスリットは条件を満たしているもので
  • コルセット禁止

 

フィットモデル選手はドレスのスカートをしっかりさばきながらクオーターターンなどのポージングをしています。

そこを華麗にこなせるかどうかはビキニフィットネスとの大きな違いですね。

ハイヒール+ロングドレスでのポージング、未知の世界です😆

 

 

 

  • スリットの位置

 

スリットの切れ目の位置は高すぎてはダメということかと思います。

大腿筋膜張筋が隠れるくらいの位置でしょうか。

 

 

 

全審査を通して、

  • アクセサリーは選手のチョイスでつけてOK

 

ビキニフィットネスと同じタイプのアクセサリーですね。

ネックレスをつけている選手は見たことがない気がします。

 

 

 

OK

  • 靴のつま先側は厚さ1cmまで。ヒールの高さは12cmまで。

NG

  • プラットフォームヒールは禁止。ソールの先端の厚さが7mmのものでも踵側に向かって15mmに厚くなっていくものはプラットフォームなのでダメ。

 

ビキニフィットネスと同じですね。

 

 

 

以上がIFBB競技ルールの画像付き、フィットモデル部門の衣装規定の和訳です。

スポーツウェアが出てこないところがさすがだと思います。

 

 

以前ワンピースの水着(衣装ではなく普通の水着)を買ってみたことがあるのですが、ワンピースの水着って逆にウエスト太く見えるような気がしました。

隠れていいだろうと思って着てみると、案外ある意味隠してくれないんですよ。

 

 

次回はフィットモデル部門の規定詳細についてIFBBルールを見てみたいと思います。

ポージングについてなど書かれていると思います。