コンテスト

ポージングで絶対やるべきこと

東京都内ANYTIME FITNESSで活動する女性パーソナルトレーナー羽鳥 茉利絵です。

JBBFビキニフィットネス、フィットモデル、ビギナーズフィットネス、ゴールドジムウーマンズレギンス、ドリームモデルなどJBBF系ポージングレッスンも承っております。

 

 

ビキニフィットネス以外のカテゴリーでも共通の部分があるのでご参考になさってください。

 

 

◾️目指す像

 

先細りで砂時計型の体型。

 

ビキニフィットネスやフィットモデル、ドリームモデルは、フェミニンでエレガントな雰囲気。

 

前腕や膝下が細い(先細り)、肩幅広く、ウエスト細く(Vシェイプ)、ヒップ~膝上までの脚にボリュームがある(上半身+下半身でXフレーム。各部分にSカーブ)、というデザインでボディメイクを行います。

特に三角筋、広背筋、大円筋、臀筋、大腿四頭筋、大腿二頭筋はボリュームをつけていくべき筋肉となります。上半身と下半身のボリュームバランス、どちらかが過剰になりすぎることがないように。

筋量と仕上がりがカテゴリの目指すところにあっている事が最重要で、さらにポージングの良し悪しによって体の見え方や印象が変わり審査に影響します。

女体の特性を活かした、優雅で堂々としたプレゼンテーションを行うことで、ワンランク上の印象を醸し出すことができます。

 

 

 

◾️ポージング上達のためにすべきこと

 

最も入念に取り組むべきは、規定ポーズでのマッスルコントロールです。

規定ポーズや基本的な動作を知り、素早くポーズを取れるよう何度も練習します。

これが疎かだと高評価に結びつきにくいです。

トランジション動作など振り付け的に見えるものに目が行きがちですが、まずは絶対に規定ポーズを瞬時に繰り出せるようになってください。

全てを協働させながらキープし続けたり動いたりするのはとても労力のいることですが体に馴染むまで練習です。

規定ポーズの精度上げの努力は、競技に参加している限り永遠に続きます。

 

 

ポージングレッスンへお越しいただいたあとも、ご自身で頻繁に日常生活の中に組み込んで練習してください。

 

 

どうしても出来ない部分については、体の使い方のクセが原因であることがあります。

身体機能改善のエクササイズを取り入れたり、筋トレのやり方についても見直しながら、動ける体づくりを行います。

筋の力の偏りを無くし、ポージングに適した状態にするのは、人の習慣を180度変えることなのでとても時間や労力を要します。少々取り組んでみたところで完成するわけではないので、何年もかけるつもりでやってください。

 

 

トレーニング中、本当に狙いの筋肉を使えているのか?、筋肉に対して真摯に、自分に正直になってください。

例えトレーナーがその動きでOKと言っていたとしても、鵜呑みにする前に自分の体感を確認し尽くしてください。

ポージングレッスン受講中のお客様でしたら、もしトレーニングに確信が持てないならトレーニング中の動画を私に送ってください。

もしフォームが動きが適切ではないなら絶対早く直した方がいいので(その方がポージングも上達する。トレーニング間違ったままだとポージングも上達しない。)遠慮なく送ってください。

 

筋肉だけではなく、体の柔らかさも同じくらい必要になります。

例えば、講師から「胸を張って」と言われてそうしようとしても、

脳が、胸が伸び張れている状態を十分に知っていなければ、胸張り動作を自由に生み出すことは難しいでしょう。

 

腰椎伸展(反り腰)が必須です。トレーニング中に反り腰をしていたら怪我のもとになりますが、ポージングではほぼ全時間で反り腰を作ります。腰痛がある人は治してからです。

硬い人はトレーニングと同じくらいの情熱をかけてストレッチもしましょう。

ダンスの準備運動の胸&腰のアイソレーション動作ができるとすごく便利で、大したことしてなくてもポージングが華やぎます。

 

 

鏡を見ながら練習するのは、答えを見ながら問題集を解いてるようなものです。

本番のステージには鏡がないため、はじめての自主練のときから鏡なし動画自撮りをしましょう。何度も繰り返して撮ったり見たりして自分の体づくりとポージングの改善点を見極めましょう。

 

 

・体をパーツごとに分けて力を入れて、見え方をコントロールします。

・体幹の姿勢維持筋(横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋、大腰筋)の安定。

・手の振りや足の動きに釣られて軸がぶれることがないようにします。

・Xフレーム、Sカーブ、Vシェイプの見える瞬間が多くなるようにします。

・腕と手指はいつも繊細に柔らかくなめらかに動かします。

・土台となる下半身を作ってから上半身をのせるように動くときれいにきまります。

・口角上げて笑顔。歯を見せて笑う方が堂々と心が開いて見えます。視線は自然な高さと審査員の両方に振り分けます

・胸椎伸展、首は常に長く、鎖骨を横に張ります。

・とまるところ&流れるところを明確にし、抑揚をつけます。

 

 

◾️規定4ポーズ

 

①フロントポーズ、②右向きのサイドポーズ、③バックポーズ、④左向きのサイドポーズ

一瞬で決められるようにしましょう。

 

フィットモデルとドリームモデルは、ドレスのスリットが左側なので、右脚軸でフロントポーズをとります。腕はどちらを曲げても大丈夫です。

 

ウーマンズレギンス、ドリームモデルはサイドポーズがありません。

ビギナーズフィットネスは、フロントクロスポーズ・バックオープンポーズ・フリーポーズがあります。

 

◾️クオーターターン

 

規定4ポーズをつなげて、正面から右回りに1/4ずつ回転し、正面に戻ります。

ポーズとポーズの間に短いトランジション動作を入れてつないでいきます。

 

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◾️Iウォーク(決勝)

 

司会から名前を呼ばれたら舞台袖から出て直進、中央で止まりポーズ、客席方向へ直進、

ハーフターン(と挨拶ポーズ)をおこない、バックラインの指定の位置まで歩きフロントポーズで止まって待ちます。

 

 

◾️スリーステップフォワード(決勝)

 

クオーターターンの中にウォーキングを含んだもので、舞台の手前と奥に分けてクオーターターンをおこないます。

 

 

◾️その他必要な動き

 

・歩き方(正面向き、後ろ向き、横向き左右)。ウォーキングは登場時の印象を左右します。

・比較審査のときの出方

・退場の仕方

・左右入れ替え

 

 

◾️大会の流れ

 

> 開会式 (最近はコロナで、全員舞台上がるのは無くなっている傾向)

> ピックアップ審査(人数が多いとある)

> 予選審査(ラインナップ、クオーターターン、入れ替え、比較審査、退場)

> 決勝審査

(Iウォーク、ラインナップ、クオーターターン、スリーステップフォワード、真ん中で分けて左右入れ替え、退場)

> 表彰式 (クォーターターン、呼び出し時の挨拶ポーズ)

 

 

決勝に進めた場合は1日長いです。逆に決勝行けないとあっけなく早く終わります。

 

 

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