コンテスト

新カテゴリー JBBF”ビギナーズフィットネス”

東京都内ANYTIME FITNESSなどで活動する女性パーソナルトレーナー羽鳥 茉利絵です。

JBBFビキニフィットネス、ゴールドジムウーマンズレギンスなどのポージングレッスンも承っております。

 

2023年から始まるJBBFの新カテゴリー、「ビギナーズフィットネス」のことをご紹介します。

 

 

出場資格やルール

 

以下、JBBFのカテゴリー説明資料より。

 

ビギナーズフィットネスとは、

女性競技の初心者向けカテゴリー、

大会出場の準備がシンプルで舞台に立つ喜びを体験してもらう事ができる競技です。

 

 

ビギナーズフィットネス開催の大会:

 

・各都道府県連盟のオープン大会にて開催される大会です。

※他カテゴリーのクオリファイなし

 

・JBBF選手未登録者も出場可能です。

 

 

 

ビギナーズフィットネス 出場資格:

 

★ブロック以上の大会で過去に入賞(6位以内)経験がない者

(成績に関わらず同カテゴリーの別大会にも出場可)

 

★大会申込のみで出場可能(選手登録・講習会受講なし)

 

 

 

ビギナーズフィットネス 審査ポイント:

 

★トレーニングにより健康的にシェイプアップされた体型を評価される

 

・きれいなアウトライン

・きれいにポーズが取れている

・姿勢が良い

・笑顔がチャーミングである

・プレアクションは審査の対象とならない(迅速に次のポーズへ移る)

・肌の色は審査に影響がない

 

 

ビギナーズフィットネスの衣装:

 

<トップス>

ブラトップ

色:無地・肩ひもと本体の色が違っても良い。ベージュ不可

形:ホルダーネック・Yバックなど背中がしっかり見える形

 

<ボトムス>

ロング丈レギンス

色:無地・同色であればグラデーション入りも可 。ベージュ不可

 

 

<ロゴマーク>

トップス&ボトムスともにメーカーロゴ入りコスチュームは、ロゴのサイズは直径4~5cm程度まで可

(ナイキやプーマなどのブランドロゴのこと)

 

 

<ボディアクセサリー> 

アクセサリー着用不可(結婚指輪のみ可)

 

 

<ヘアーアクセサリー> 

髪の毛の色と同色のピンとゴム類のみ可

 

 

<足>

素足。

アンクレット不可

 

 

ビギナーズフィットネス 衣装の選び方

 

<可>

ブラトップは、ホルダーネックやYバックなど、背中がしっかり見える形のもの

レギンスは、無地・同色であればグラデーション可

 

<不可>

背中が隠れるブラトップはNG

横ライン入りや柄入りのレギンスは不可

 

 

 

ビギナーズフィットネス審査方法:

 

 

・ピックアップ審査・・・クォーターターン(ビキニフィットネスと同様のもの)

12名以下の場合、ピックアップ審査は行わない

 

・ラウンド1(順位付)・・・クォーターターン(ビキニフィットネスと同様のもの)

 

・ラウンド2(順位付)・・・

  1. フロントクロスポーズ(両足をクロスし、両手の指を伸ばして腰に添える)
  2.   バックオープンポーズ(片足を動にもう片方の足は横に流し、両手の指を伸ばして腰に添える)
  3.   フリーポーズ(正面又はサイドで立った姿勢での自由な1ポーズを取る)

 

 

ビギナーズフィットネス ポージング:

 

ラウンド1

規程4ポーズでのクオーターターン

 

・フロントポーズ・・・

片足を軸にもう片方の足を流します。片手は腰、もう一方は斜め下に流す

 

・サイドポーズ(レフトサイド)・・・

右足を軸に左足は膝を軽く曲げ踵をあげる。右手はウエストにあて左手は後ろに流す

 

・バックポーズ・・・

片足を軸にもう片方の足を流します。片手は腰、もう一方は斜め下に流す

 

・サイドポーズ2(ライトサイド)・・・

左足を軸に右足の膝は軽く曲げ踵をあげる。左手はウエストにあて右手は後ろに流す

 

<悪い例>

こんなポーズはよく見えません。

フロントポーズ: 腕は横ではなく床の方向に伸ばしましょう。肘を引くと上半身が小さく見えてしまいます。両足を開いて立つのではなくどちらかの足に重心を置き立ちます。

 

サイドポーズ: 上体が前領してしまっています。ウエストに当てる手の位置が高いと胸長に見えてしまいます。

 

バックポーズ: 肩甲骨を寄せると肩幅が狭くなってしまいます。腕は下に向けましょう両足の膝が曲がりガ二股でかっこよくありません。

 

サイドポーズ: 上半身が後傾しバランスが悪く見えます。足元の際間があると下半身がスッキリ見えません。

 

 

ラウンド2
  1. フロントクロスポーズ・・・ 両足をクロスし、両手の指を伸ばして腰に添える
  2.   バックオープンポーズ・・・ 片足を動にもう片方の足は横に流し、両手の指を伸ばして腰に添える
  3.   フリーポーズ・・・ 正面又はサイドで立った姿勢での自由な1ポーズを取る

 

フリーポーズの一例

★自由なポーズを1つ取ります。フロント・又はサイド方向で自分をアピールするポーズ

 

く悪い例>

こんなポーズはよく見えません。

フロントクロスポーズ・・・ 肩を上げすぎ。

バックオープンポーズ・・・ 仁王立ちやお尻を締めるとお尻が四角く見えます。お尻を突き出しすぎ。

フリーポーズ・・・ バックポーズはNG。手の平はグーではなく、開きます。

 

 

JBBF女子競技への入り口として皆様のチャレンジをお待ちしています。

 

 

 

 

コンテスト初心者におすすめな点

 

・タイトルからして初心者向けを名乗っているので、筋トレ始めたばかりの身体で良い

 

・コンテスト初めてでも気楽に出られる

 

・ヒールじゃないので立ち振る舞いの習得がラク

 

・ビキニなど他のカテゴリに比べたら衣装代が少なく済む

 

・選手登録せずに出られる

 

・肌の色は審査に影響がない、とルールに書かれているので日焼けしなくてもいい

 

・プレアクションは審査の対象とならない、と書いてあるのでその分準備の手間が省ける

 

・ビキニやフィットモデルのような肌の露出が少ない。尻や腹を露出するのに抵抗あるがコンテストには出たい人に向いている。

 

 

今年から始まるものなので、どのような結果がでるのか、結局どんな体が選ばれるのか、これからわかります。

 

ゴールドジムウーマンズレギンス(フィットネス付いてない方)のような審査結果(ビギナーっぽい体の人が優勝する)になるのではないかと私は思っていますが、ただの私の想像ですので、どうなるかは実際に大会が行われてみないとわかりません。

 

 

2023,9,14追記

上記のように書いていましたが、今年のビギナーズフィットネスの結果を見ていると、ちょっと違うかもと思っています。

”ビギナーズ”という言葉の割にビギナー感は求められてないというか、結局筋肉ある人が勝つっぽい雰囲気を感じました。コンテストが初めて、みたいな意味であって、体づくりがビギナーという意味ではない、というような。

ウーマンズレギンスというより、ウーマンズレギンスフィットネスの選手たちの別の選択肢としてちょうどいい感じかもしれないです。

(昔のJBBFビキニフィットネスが始まった頃を思い出しました。)

でもまだカテゴリーが始まったばかりの1年目なので、変わっていくかもしれないので今後の審査を見続けていかないとわからないです。

 

 

ビギナーズフィットネスの大会はいつどこであるのか

 

JBBFのホームページの、「大会」のところから探します。

「ビギナーズフィットネス」で検索をかけることができないので、「地方オープン大会」「地域オープン大会」で検索します。

月別で出てきてしまうので、一応11月くらいまで見てみてください。

JBBFの大会は10月末の北区オープンが毎年最後の大会であることが多いです。

 

検索結果の中から「ビギナーズフィットネス」を探し出してください。

紛らわしいのですが「ビギナー フィットモデル」は別ものです(フィットモデルで、初心者の方用に設定されたもの。石川県連盟オリジナル)。

 

 

時期が来ると、その大会名の欄のなかに開催要項が掲載されます。

早くから開催要項が掲載される大会もあれば、大会の2ヶ月くらい前から掲載されるものもあります。

出場応募締め切りは、大会の大体1ヶ月くらい前のことが多いです。

出場者名簿や進行表が発表されるのは大会の1~2週間ほど前です。

 

 

JBBF公式HPより、こちらのページの方が情報早いことがあります。

http://bodybuilding-fitness.jp

各都道府県の連盟をクリックし、大会情報から進行表などの情報を見られます。

90年代仕様のページなので、軽くて読み込みが早いのも良いです(JBBF公式は読み込み遅い)。

 

 

http://bodybuilding-fitness.jpには神奈川連盟は入っていないので、

神奈川県連盟HPを見ましょう。

 

 

 

ゴールドジムウーマンズレギンスとの違い

 

非常に似ているゴールドジムウーマンズレギンスとJBBFビギナーズフィットネス。

ゴールドジムウーマンズレギンスはJBBFビギナーズフィットネスより早く2021年頃?から始まったカテゴリーです。

 

両カテゴリーの異なる点は、

 

ビギナーズフィットネスは裸足です。ゴールドジムウーマンズレギンスはスニーカー着用です。

裸足、スニーカー、どちらもそれぞれにメリットデメリットがあると思います。

 

予選(ラウンド1)のポージングが異なります。ゴールドジムウーマンズレギンスの予選はクオーターターンではなくハーフターンで、サイドポーズがありません。JBBFビギナーズフィットネスの予選はビキニと全く同じクオーターターンで、サイドポーズも含みます。

 

決勝(ラウンド2)のポージングが異なります。ゴールドジムウーマンズレギンスの決勝は予選と同じ内容(ハーフターン)ですが、JBBFビギナーズフィットネスの決勝は、フロントクロスポーズ・バックオープンポーズ・フリーポーズの3種からなります。

 

 

ゴールドジムウーマンズレギンスの方がポージングの種類が圧倒的に少ないです。

JBBFビギナーズフィットネスの方が覚えることが多いです。

サイドポーズが難しいのです。

 

ちなみに”ゴールドジムウーマンズレギンス”と”ゴールドジムウーマンズレギンスフィットネス”の違いは筋量です。最後に”フィットネス”と付く方が筋量が多いです。

 

 

体の露出が少ないカテゴリーならこれ

JBBFとゴールドジムマッスルゲートで、尻や腹の露出がないカテゴリーは、

 

・JBBFビギナーズフィットネス

・マッスルゲート ドリームモデル

・マッスルゲート ウーマンズレギンス、ウーマンズレギンスフィットネス

 

です。

 

尻や腹の露出に抵抗があるけれどコンテストには挑戦してみたいという方にもおすすめな上記カテゴリー。

本当はビキニをやりたいのだけれど、尻が出るからという理由で家族からNGがでた、周りの目が気になるから、などの理由で参加する方もいます。

 

JBBFフィットモデルの衣装は、予選がモノキニ(尻出る)、決勝はドレスですが、

マッスルゲートドリームモデルはお着替えがなくドレス1着のみのため尻出ません。

 

JBBFやゴールドジムマッスルゲート以外の団体のボディコンテストにも露出少ない衣装のカテゴリーがあるものもあります。

 

 

 

 

 

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JBBFビギナーズフィットネス、ゴールドジムウーマンズレギンスもポージングレッスン可能です。

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